あおり運転対策・絶対やってはいけないこと!!

警察

警察官やっていると、ホントに多くのあおり運転の通報扱います。

常磐自動車道でのあおり運転で一躍、世間が騒ぎ始めましたが以前からたくさんありました。

例えば、あおり運転したら殴られた、クラクション鳴らして注意したら煽られた。

もう、ハッキリ言いますね!!

加害者も被害者もクソが多いです

こんなこと言いたくありませんが、普通に走行していればトラブルになることはほとんどないです。

加害者が一番悪いのは重々承知ですよ。

ドラレコの普及で、あおり運転が問題視され度々テレビでもその行為が放送されていますが、あおり運転に至るまでの運転は放送、公開されることはありません。

被害者も急ブレーキ踏んだり、追い越されないように加速したり、クラクッション鳴らしたり色々やった結果だと思います。

職業柄、被害者のことだけ信用する訳にはいかないのと、マスコミは都合のいいことを放送するものと思っていますので!!

警察官の視点から、あおり運転をさせない、しないためにどうすれば良いか持論を語ります。

クラクション、パッシング、注意じゃなくて威嚇と心得よ!!

交通トラブルの要因、クラクション、パッシングなのは間違いありません。

無理な割り込みや飛び出しに対して、クラクション、パッシングしてトラブルになるのがほとんどです。

そして、なぜクラクションやパッシングをしたかと問えば、危ない運転してたんで、注意したと誰しもが答えます。

みなさんに知ってもらいたいのは、クラクションやパッシングは、注意では決してありません。

相手の運転にイラつき、自分勝手に威嚇していることに他ありません。

クラクションやパッシングされた運転手は、その行動に対してイラつき、あおり運転をする。

まさに負の連鎖です。

防衛運転の第一歩は、決してクラクション、パッシングをして注意をしないことです。

あなたがした行動で、相手の運転手が運転を改善することはありえません。

どうしても、注意(威嚇です)したい人は、トラブル覚悟で。

バカは相手にしない!!

あおり運転する奴は、バカです。人間の底辺です。クズです。ゴミです。

そういう人をあなたは相手にしますか?話し合いもできないようなバカと話し合いしても無駄なのと同じようにあおり運転するやつと張り合ってもトラブルしか生みません。

高速道路で煽られていると感じたら、道譲ればいいじゃないですか。

無理やり割り込んできたら、減速して入れてあげればいいじゃないですか。

それすら許せない、人間としての器がキャップボトルの蓋位に小さい人が被害者になるのです。

理由なくあおり運転するキチガイも中にはいますが、バカを相手にしない、

       心にゆとりを持った運転

を心掛ければほとんどのトラブル(あおり運転)は回避できます。

ドラレコはとっても大事

今まで述べたように、ほとんどのあおり運転等の交通トラブルは自分の防衛運転で防げますが、万が一に備えてドラレコはつけるべきです!!

前方だけじゃなくて後方もです。

高画質で運転中だけでなく、駐車中も録画してくれる奴がベターです。

これは警察官が、あおり運転を立件する上で非常に重要です。

証拠がなければ何にもなりません。

いくらあなたが、相手の運転を訴えても無駄なのです。

もう私としては、法整備して全ての車、バイクに備え付けるべきだと思います。

そしたら、バカな行為は減るでしょうし、バカな奴を検挙できる世の中になると思います。

政治家の皆様へ

世論が騒ぐと厳罰化すべきだ!!とか政治家の皆様が、仕事してますアピールを始めます。

別にあおり運転だけじゃなく、厳罰化すべき犯罪なんてたくさんあります。

実際に犯罪者に課せられる罰則の安いこと!!

※安いとは、大した刑期、罰金を課せられないことの意味、すぐに釈放とか。

国民より、政治家より、検察官より、裁判官より、警察官が一番身にしみて感じてます。

このブログが政治家の先生の目に止まる可能性はゼロではないので一応書いておきます。